【新卒1年未満で休職へ】適応障害になった経緯

はじめまして。24歳社会人1年目のピヨと申します

私はこの度、仕事のストレスで大きく体調を崩し、適応障害と診断されました

入社してから9ヶ月目の出来事でした

 

学生時代までは特に人間関係などに悩むこともなく、楽しく生活してました

だからこそ、「どうして私が…?」という悲しい気持ちでいっぱいでした

 

自分が適応障害になり、心の病について調べました

日本は、精神病院のベッドが世界一多いそうです

想像以上に多くの人が適応障害鬱病などの心の病に悩まされています

 

私自身まだ療養中ですが、自分の経験が同じように適応障害うつ病で悩まれている方たちのお役に立てればと思ってます

 

今回は適応障害になった経緯とその時の心情を綴りたいと思います

 

ピヨのプロフィール

 

<性別>女

<職業>大手メーカーOL

営業を志望するもなぜか7月に事務系の部署に配属→ストレスで適応障害になり休職中

<MBTI> ENFP

<趣味>海外旅行、英会話

 

 



どうして適応障害になったの?

 

主に4つです

  1. 仕事内容が適性に合っていなかった
  2. 職場で心を許せる人が誰もいなかった
  3. 職場内の人間関係の悩み
  4. 理不尽な職場のルール

 

一つの理由だけで発症することは少なく、たくさんの小さなストレスが積もりに積もって爆発することで引き起こされると思ってます

 

私が発症した症状

 

  • 何もないのに急に涙が出て来て止まらなくなる
  • 泣き始めると過呼吸になり苦しくなる
  • 全身に蕁麻疹
  • 休みの日が楽しめない
  • 仕事が終わっても仕事のことが頭から離れない
  • 生理不順(1か月間生理が止まらない状態)

 

最初は自分の変化に気づきにくいですが、どんどん身体面の症状が悪化していってやっと異変に気付いていきました

経緯

 

詳細を書いてきます

 

 

仕事内容が合わなかった

 

私は社交的で、人と話すのが好きな性格です

その場で柔軟にコミュニケーションを取ることは得意だったので、元々営業を志望していました

しかし、実際に配属されたのは事務系の部署でした

 

それはミスが許されない仕事でした

 

例えるならば、時限爆弾が張り巡らされたコースの駒を、爆弾を避けながら進めるようなイメージ

ミスをしないのが当たり前で、褒められることはありありません

 

しんどくてすぐ辞めてしまう人は多いです

なので、毎年配属される社員は「メンタルが強そうな人」らしいです

(ちなみに私は強そうに見えてメンタル絹豆腐…)

 

私は大雑把で楽観的な性格で、細かい作業やルーチーンワーク、ルールの厳しい環境は大の苦手

 

それなのに、その全てを網羅している部署に配属されました

本当にしんどかったです

 

職場で心を許せる人がいない

 

1人でも心を許せる人がいたらだいぶ違ったのかなって思います

 

同じ部署に配属された同期はいなかったので、

既存のコミュニティに適応できるか否かが分かれ目ですが

 

はい、できませんでした

 

職場はおとなしい人が多く、ウェルカムな雰囲気は最初からありませんでした

また、新人の私に興味なさすぎたのも辛かったです

 

「私だったら、新人の子にはたくさん話しかけたり馴染みやすい雰囲気を作るのにな」

と不貞腐れてました

 

・私が話しかけるまで誰も話しかけてきてくれない

・基本無言で業務に取り組み、たまにヒソヒソと隣の人と話してる

・優しいと感じる人が誰もいない

 

そんな殺伐とした雰囲気でした

 

この環境にいると、本来の自由で明るい自分の性格を全否定されてる気持ちになりました

 

「ここではヘラヘラしてはいけない」

「おとなしくしてなきゃいけない」

 

と本当の自分を押さえるようになり、周りの人に嫌われないように必死でした

人間関係

 

先輩が怖かったです

 

一度教わったことを聞き返すと、嫌味を言ってくる人がいました

 

「この前も言ったよね?」

「根本がわかってなさすぎる」

 

というトゲのある言葉を言われるたびに傷ついてました

(多分本人は自覚なし…)

 

「お前の教え方が悪いからだろ」と心の中では思ってましたが

周りにそういった愚痴を言える「仲間」がいなかったので、誰にも相談しませんでした

 

そして、私の心はどんどんすり減っていきました

 

よくわからない職場のルール

 

  • ピアス禁止
  • ネイル禁止
  • 作業着着用義務

 

上記のルールは、「食品を扱うから」という理由があれば納得なのですが、

物流は直接商品に触れるわけではありません

「昔からそう決まってるから」という無意味理不尽なルールでした

 

「おしゃれ好きなのに、なんでこんなダサい服着ないとあかんねん…ピアスもネイルもダメとか個性殺す気かよ」

と思ってました

 

もう一つのルールは、シフト制だったことです

 

「他の同期は全員土日休みなのに、私だけなんでシフト制なの…」

という劣等感が膨らんでいきました

 

プライベートな唯一の救いだったのに、友人と休みが合わないというのはだいぶ大きなストレスでした

 

いつくらいから気づいた?

 

10月くらいに「しんどいな....」と思い始め、職場のトイレや帰宅後の自宅で毎日1人で泣くようになりました

 

11月には、全身に蕁麻疹が出始めました

また、仕事での小さなミスも増えてきました

それにより周りの人をイラつかせてしまい、さらに病むという悪循環が起こりました

 

12月に、ある朝出社して席についた瞬間、突然のパニックで涙が止まらなくなり、過呼吸発症

また、このころから生理が一か月以上止まらなくなりました

 

産業医の人と面談したところ

「相当重い症状が出てるので、明日から休みましょう!」

 

と言われ休職することになりました

 

 

適応障害になってみて思う事

 

診断されてすぐは、仕事の経歴に傷がついてしまったという絶望と、これから仕事どうしようという不安を感じました

 

でもいざ休んでみると、意外と快適です

2か月休むと少しずつ昔の自分を取り戻せてるような気がしてます

将来に対して不安はありますが、前よりもポジティブに考えられるようになりました

 

適応障害は誰にでも起こりうる症状だと思います

働く環境が合ってないのに我慢してると、少しずつ「休んで!」というサインを体が出し始めます

 

それを無視して働き続けると、どんどん悪い症状が悪化して

無理やり休まざるを得ない状況を創り出すんだなと感じました

 

なので、初期症状の時点で気付いてもっと早く休めばよかったです(笑)